この記事ではAdobe製品の『Adobe Dimension』について簡単解説を行っています。
Adobe Dimensionとは？
『Adobe Dimension』とはAdobeが提供する3Dデザインとレンダリングのソフトウェアです。このソフトではデザイナーやクリエイターが3Dデザインを簡単作成、編集およびレンダリングする事が可能です。
3Dが苦手な方にもリアルな合成画像を簡単に作成する事ができます。
代表的な用途
- プロダクトデザイン：商品のパッケージなどの作成
- マーケティングビジュアル：広告用のリアルな3Dモデルの作成
- グラフィックデザイン：2D⇒3Dへの表示が可能となり、魅力的なビジュアルの作成
基本的機能と特徴
直感的ユーザーインターフェース
『Adobe Dimension』では使いやすいユーザーインターフェースの為、初心者でもすぐに操作を開始できます。
アプリを操作する際のボタンやアイコン、メニューの要素の事です。
ボトルにカーソルを合わせて左クリックを押し、そのままドラッグをするだけです。
高品質なレンダリング
『Adobe Dimension』には高品質でリアルレンダリングエンジンを搭載しています。
例：3Dレンダリングは3Dモデルのデータをリアルな2D画像やアニメーションに変換する事です。形状や影、反射などの様々な要素を含みます。
素材のインポート
『Adobe Dimension』では『Adobe Stock』から3Dモデルの素材となるデータを簡単にインポートすることが可能です。
『Adobe Stock』では1000種類以上の3D材質・10,000以上の3Dモデル素材が用意されています。
必要な素材(写真やイラスト等)をすぐに入手できるため、制作の手間とコスト削減につながります。
Adobeアプリ統合されているためスムーズに利用できます。
↓↓Adobe Stockホーム↓↓
クラウド同期
Adobe Creative Cloudと連携しておけば、『Photoshop』のファイル(PSD)を直接Dimensionに読み込みが可能。
逆にDimensionからPSDファイルとして書き出すことも可能なので、『Photoshop』で編集を行う事も可能です。
ARの作成
AR (拡張現実)の為のコンテンツの作成も可能、Dimensionで作成した3DモデルをAR環境で表示することもできます。
ARが作成できるAdobeのソフト『Aero』についての簡単解説は下の記事にまとめています。
利用方法と料金設定
Adobe Dimensionは有料ソフトウェアの為、下記のプランから購入する事で利用可能となります。
※単体プランは現在はなくなっています。
３つ以上のソフトの使用を考えている方にはコンプリートプランがおすすめです！
・3Dデザイン作成系に特化したプランとなっています。この中の『Stager』というソフトがDimensionの
後継ソフトとなっています。
・このプランはコンプリートプランには含まれません。
・Adobe基本ソフト20種以上が含まれたセットプラン
