この記事ではAdobe製品の『Adobe Animate』について簡単解説を行っています。
Adobe Animateとは?
『Adobe Animate』とはAdobeが提供するアニメーション作成に特化したソフトウェアです。
初心者でも簡単にアニメーション動画作成する事が可能です。
↓↓↓初心者の私が簡単に作成したgifです。犬を歩かせて見ました。↓↓↓
基本的機能と特徴
高品質なアニメーション作成
『Adobe Animate』ではその名の通り、アニメーション作成に特化しています。
ベクターイラストを用いており、高品質なアニメーション作成を可能にしています。
数学的な表現方法の為、点、線、曲線、多角形などで構成したイラストを作成します。
主な特徴は下記の通りです。
- 拡大縮小しても画像の品質が劣化しない
- 編集が簡単
- ファイルサイズが小さい
豊富な作成ツール
『Adobe Animate』でアニメーション作成をする際に使用する基本機能には豊富な描画ツールが用意されています。
- 選択ツール:オブジェクトを選択して移動、回転
- ペンツール:ベジェ曲線を用いて精密なパスを描画
- 鉛筆ツール:自由な線を描画
- 自由変形ツール:選択したオブジェクトを自由に変形
- テキストツール:テキストの入力、編集
これらの豊富なツール使用して、キャラクターや背景、エフェクトなどを作成する事が出来ます。
また、プロジェクト内に直接コードを埋め込む事が可能です。
テンプレート化されたプログラムを使用する事ができ、ボタンを押すとアクションを実行するといった
動きを簡単に実装が可能です。
幅広い出力オプション・使用シチュエーション
『Adobe Animate』で作成したアニメーション動画は幅広い出力形式に対応しています。
- 動画形式(MP4、AVI、MOV) :YouTubeやSNS用の動画ファイル
- HTML5 Canvas:Webサイト内で実行可能なファイル
- スプライトシート(PNG、JSON) :ゲームやアプリに適したフォーマット
幅広いプラットフォームに対応している為、使用する目的によって様々なコンテンツを制作可能です。
クラウド同期
Adobe Creative Cloudと連携しておけば、『Illustrator』『Photoshop』『Audition』などのAdobeソフトの連携が可能になります。
『Illustrator』で作成したキャラクターを自由自在に動かしたり、『Photoshop』のレイヤーを引き継ぎ、パーツごとにアニメーションを作成できる事が可能です。
『Audition』の音声編集ソフトと連携して、アニメーションに音声を追加して自動再生などが可能になります。
『Adobe Animate』で作成したアニメーション動画を『Premiere Pro』で利用する事も可能です。
利用方法と料金設定
Adobe Animateは有料ソフトウェアの為、下記のプランから購入する事で利用可能となります。
・単体プランと同様の機能が利用可能
・Adobe基本ソフト20種以上が含まれたセットプラン