【初心者必見】Adobe Aeroについて簡単解説

この記事ではAdobe製品の『Adobe Aero』について簡単解説を行っています。

Adobe Aeroとは？

『Adobe Aero』とはAdobeが提供する拡張現実(AR)を作成する為のソフトウェアです。
無料で使用する事ができて、アプリ版とデスクトップ版が公開されています。

■ARとは？
現実世界の環境にコンピューターで生成された情報を映し出し、仮想的な環境を作り出す技術です。
スマートフォンやタブレットのカメラを通して実現する事が可能です。
代表的な例だと、ポケモンGOがあげられます。現実の環境にカメラを向けるとポケモンが映し出されますよね、この現実空間に仮想環境を作り出す技術をAR (Augmented Reality、拡張現実）といいます。

ちなみに…
よく聞くVR(Virtual Reality)は仮想空間をゴーグルなどをつけて体験するものですね。
ARはカメラ越しに体験するもの、と比較するとわかりやすいですね。

基本的機能と特徴

簡単操作・直感的操作で作成可能

『Adobe Aero』では専門知識が無くても、簡単な操作でARを作成する事が出来ます。
コードの入力などは不要で直感的な操作をすることが出来る為、初心者にもおすすめのソフトウェアです。

• 3Dモデルの配置
  現実の世界に3Dモデル、オブジェクトを配置するだけで簡単にAR体験が可能
• アニメーションの追加
  配置したオブジェクトに対してアニメーションを追加できます。
  特定のトリガー条件を設定することで、アニメーションを動かすことができます。
  例：3Dモデルをスマホ上でタップすると回転
• プレビューの表示
  デバイスのカメラを使用して空間を認識、適切に3Dモデルが配置されるようになっている為、
  プレビューを見ながら作成する事が出来るので確認が容易です。

作品の共有

『Adobe Aero』から直接作品を共有して表示することが出来ます。
共有可能なリンクとQRコードを生成することが可能、また一度生成したコートを変更することなく
中身の編集をすることが出来ます。
作成したデータをSNSやブログで共有できます

生成したQRコードをカメラアプリで読み込むだけで表示する事も可能です。

データの種類が豊富

『Adobe Aero』で読み込めるデータは3Dだけではなく2Dのデータも読み込む事が可能です。
デフォルトで用意されているアセットもあり初心者でも簡単に3Dモデルを使用できます。
Adobe Stockから豊富な3Dモデルを取り入れることも可能です。

クラウド同期

Adobe Creative Cloudと連携しておけば、Adobe DimensionやAdobe Photoshop、Adobe Illustratorなどで作成したコンテンツを直接ARプロジェクトに取り込むことができます。

ただし、『Adobe Aero』内では直接3Dモデルは作成できません。

利用方法と料金設定

Adobe Aeroは完全無料で使用する事ができます。

無料体験を利用して、Adobeソフトを使用してみましょう！！